大規模太陽光発電所建設中止!なぜ?ー静岡県伊東市
静岡県伊東市で、大規模太陽光発電所の建設に関して市議会がNOを出したとニュースがありましたソラ。
土砂流出による観光業や漁業への打撃などを問題点として指摘し、「住民の不安が払拭(ふっしょく)されないまま建設が行われるのは、市民の代表で構成される市議会として看過できない」
ということで、今後も中止を訴えていくとのことソラ。
太陽光は自然にやさしいけど、山を切り崩したりで問題があるという話は前も話したソラね。そのなかで反対を出した一例となるソラ。
なぜ?
以下は、反対している住民団体のサイトソラ。
反対する理由と事業者の回答を一部紹介。
- 静岡県伊東市は、観光業が主立っている。
- 伊豆高原という森林を主体とする環境が失われる懸念
- 事業者回答:森林を残す面積を増やし、樹木で覆うようにしてソーラーパネルが見えないようにする
- 土壌などの流出不安
- 事業者回答:調整池を作ると説明する。調整池を3カ所設置し、たまった雨水は八幡野川の許容を超えない流量に調整して放流する。
→実際は茨城県では豪雨災害のときにソーラー目的調整池が流出してしまっている。
- 事業者回答:調整池を作ると説明する。調整池を3カ所設置し、たまった雨水は八幡野川の許容を超えない流量に調整して放流する。
- 太陽光発電所の除草のために除草剤をまかれたら環境汚染も。実際は澄んできれいだった川に、開発された山から土が流れ赤くなる現象も他地域で確認されていた。海がきれいでダイバーにも評判がよい海が汚されては困る。
- 事業者回答:除草剤を使用しないため薬剤が川に流れ込むことはない。調整池にろ過装置を設置して泥水の流出を防ぐ
事業者からの回答がありつつも、NOが出るというのは、観光業が主立っていることと、伊豆高原は急斜面が多いため”もしも”の不安が多いのもありそうソラね。
いくら説明しようとも、住民の感情も含めて納得いく説明がなければ”自然にやさしい”じゃないソラ。
太陽光をボクも推進してるソラが、生活になじむ、環境になじまなければ勧めることなんてしないソラよ。
各都市の景観法
ちなみに、各地の景観に関する条例・法案は、以下の記事で紹介されていましたソラ。
どんな太陽光ならいいんだろう?
千葉県山武市の説明を例に挙げてみるソラ。
24ページあたりからかなソラ。以下のようなわかりやすい図があったソラよ~。
目立たず、なじむものかぁ。ソラ。
太陽光発電システム自体機械そのまんまだもんねソラ。といいつつも陰にならないように考えると・・・なんとジレンマ。だけど、少なくとも発電できるならば、発電効率がさがっても住民のために森林を植えたりの配慮は必要ソラよね!
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