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THS・ソラ君の現場日記

太陽サンサンの夏は発電量がいい・・・わけじゃない!?

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暑くてエアコンにお世話になりたい・・・。

そこで弱音を吐いているあなた!太陽光パネルも実は熱に弱音を吐くソラよ~!

暑いと太陽光発電量はちょっと減る。

ちょっと、太陽光パネルの中で動く電子さんの気持ちになってほしいソラ。(え?

ソーラーパネルの中には半導体というものが使われているソラが、その中のバンドギャップという電子の通り道があるソラ。

温度が上がると、そのバンドギャップがスタート(価電子帯)からゴール(伝導帯)までがなんと遠くなってしまうんだソラ。そりゃー電子さん、お疲れ様ですソラ。

そうすると、電気のもとの電子さんが動けなくて発電量が減ってしまうソラね。

引用:wikipedia

ちなみに、ソーラーパネルの作り方によって温度による発電量変化が変わるソラ。

温度係数は太陽光パネルの種類によって異なり、結晶シリコン型で-0.45%/℃、 CIS薄膜型で-0.33%/℃、HITは-0.3%/℃程度ではないかと言われています。 例として、結晶シリコン型太陽光パネルでは、本体温度が70度に達した際には20%近くも出力が低下するということになります。

(引用:発電量に影響を及ぼす温度係数とは何ですか?-PVN24

そこでパナソニックさんがんばったらしいソラ。

せっかく太陽サンサンなのに発電量もホクホクになってほしい。そんな希望をかなえるべく、パナソニックさん技術向上しているというニュースがあったソラ。

量産レベルとして世界最高水準となる-0.258%/℃を達成したと発表しました。同社のこれまでの出力温度係数は-0.29%/℃であったため、0.032ポイント上回る技術向上を実現したこととなります。

パナソニックの太陽光発電、夏場の発電効率低下を約半減、出力温度係数は世界最高水準
パナソニックは5月24日、シリコン系太陽電池モジュールの出力温度係数において、量産レベルとして世界最高水準となる-0.258%/℃を達成したと発表しました。同社のこれまでの出力温度係数は-0.29%/℃であったため、0.032ポイント上回る技術向上を実現したこととなります。

もうパネルついてるし、関係ない!そんな風に思っているソラ?

そんなあなた、Dr.ファーミイがほっとくわけないソラ!

現在、目下温度を下げる塗料の実験中ソラ。

もう少ししたらその実験風景をお知らせできると思うので、乞うご期待ソラよ!

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