売電量が晴れの日の昼間なのに少ないしグラフもガタガタ。
よく晴れた日に、売電できていないととても悲しいですし、もしかしたら故障しているのかな?と不安になりますよね。
この状態の時の原因としてあげられるのが、『電圧抑制』という現象です。
電圧抑制が原因!?・・・電圧抑制とは
送電線に発電した電気を送るときに、電力会社のシステムトラブルが発生しないように”95V~107V”で送電してくださいねという決まりがあります。この規定を守るために、パワコンには発電量を調整して電圧を抑制する機能があります。それが電圧抑制です。
日中になると、それぞれの太陽光発電所が送電量を増やしたり、昼間になることで電気を使わなくなったりします。そのため、送電線内の電圧が高くなり、電圧抑制が起きるのです。
”グラフがガタガタ”というのはシステム側が制御してる証拠!
では、外的要因なのであきらめるしかない?いいえ、そんなことはありません。対策としては二つあります。
1:設備内の電線の抵抗値が大きい
お客様の設備内の電線が抵抗が大きい場合、実際の発電の電圧よりも高くなり、電圧抑制が発生していることがあります。電線を交換することで売電量を増やすことができます。
2:電力会社の送電線の種類によって抵抗が大きく電圧が高いものがある
→電力会社にお願いをする
実は、送電線の電圧の高さは電力会社の電線の種類などによって上がりやすいものがあったりするのですが、その設備の調整を電力会社にお願いすることができる可能性があります。
当社で電力会社との交渉を行うことができます。
ぜひご相談ください。